医療分野におけるニーズ・シーズマッチング会

ニーズ　医療現場で日々発生する困り事を

シーズ　福井のものづくりのチカラで解決

新開発　新事業・技術開発機会を提供する

日時：令和5年3月9日（木）
　　　 13:00～15:30(12:40開場)

会場：福井医療大学
　　　　2F 江上ホール　(福井市江上町55-13-1)

参加無料　（事前のお申込が必要です）

主旨・概要等

医療・介護の分野に進出したいが、きっかけをつかめない！
そのような地元福井の中小企業の方や大学・研究機関の研究シーズを医療の分野に
展開したいと探している方のためのニーズ・アイデア発表会です。

医療の現場でマジで困っている医療従事者が、「こんな商品あったらいいのに」
解決の方向性は見えているけど、製品化できていない。手作りで対応している。
このような課題を１４のテーマでプレゼンテーションします。

「こんなニーズが埋もれていた」「ウチの技術やノウハウで解決できるかも」
そのためのヒントがたくさんあります。

当日発表予定のニーズ・テーマ

繊維業、鉄工・機械・木工業、ソフトウエア開発業など、あなたの事業・研究テーマに
新たなイノベーションの種を見つけにきませんか？

あなたの技術や経験・ノウハウがきっと役に立ちます。

リアル会場にて行う３０人限定の発表会・質疑応答です。

運営主体

未来協働プラットフォームふくい実行部門会議６　地域医療および看護分野の課題解決
＜構成団体＞
事務局　福井県総務部　大学私学課
〒910-8580　福井市大手3-17-1 TEL　0776-20-0245
責任大学　福井医療大学　事務部
〒910-3190　福井市江上町55-13-1　TEL　0776-59-2200(代)
その他　　福井県医師会、福井県看護協会、福井大学、福井県立大学、福井工業大学、敦賀市立看護大学、福井工業高等専門学校、福井県商工会議所連合会、福井経済同友会、福井県健康福祉部地域医療課

【協力】福井総合病院、福井総合クリニック、福井医療大学

【問合せ】：福井医療大学　事務部　TEL:0776-59-2200
　　　　　　福井県総務部　大学私学課 TEL:0776-20-0245
　　　　　　いやさか創研株式会社　TEL;0776-67-7344 もしくは090-3297-8609

当日発表予定のニーズ・アイデア一覧

№	テーマ	解決したい課題・お困りごと
1	脳卒中片麻痺患者の機能的三角巾	片麻痺患者は肩の亜脱臼が起こりやすい。そのための三角巾や装具が開発されているが、なかなかフィットしにくい。亜脱臼の整復がなされ、かつ簡易な装着が適う素材で作成できないか。
2	脳卒中片麻痺患者の車椅子アームレスト	車椅子のアームレストは細く、麻痺を起こした上肢は保持できない。車椅子で過ごす患者は多いが、適合しないのが現状。上肢が乗せやすいアームレストの開発ができないか。
3	車椅子フットサポート保護カバー	麻痺した足は感覚が鈍く、コントロールできないため車椅子のフットレストからずり落ちやすく怪我しやすい。また乗り降りの際も同様である。擦過傷予防を図れる保護用品があるとよい。
4	車椅子クッション付カッティングテーブル	片麻痺患者は車椅子で過ごす時間が長くなるが、姿勢が崩れやすい。車椅子乗車時の姿勢補助、腕を安楽な位置に置くと良肢位になり活動性が向上する。優しい材質で、かつ清潔保持しやすいものはないか。
5	車椅子バックサポートクッション	車椅子上は姿勢が崩れやすくなる。様々なクッションは開発されているが細かく微調整ができるものがない。カバー内で調整でき、かつ清潔保持できるものがあると繰り返し使える。
6	高齢者の身体機能測定アプリ	スマホアプリでFunctional Balance Scaleを測定でき、使用者にバランス能力をフィードバックすることができれば、ロコモ・転倒予防に寄与するとともに効果的なトレーニングの提供に役立つ。
7	先の曲がった丸い口腔・鼻腔用吸引カテーテル	吸引チューブの先端を曲げ角を丸くすることで、粘膜を傷つけることなく、効率よく吸引することができる。吸引時間が短縮でき、患者への負担を減らすことができる。
8	歩行アシストアンダーウェア	片麻痺患者の歩行を支援する。安価で自身で装着が可能となれば、自宅でも使用可能。脳卒中片麻痺患者に限らず、振り出し困難となった高齢者など他の疾患にも適応を考慮できる。
9	脳卒中片麻痺患者のトゥースプリント	片麻痺患者の足趾は屈曲しやすい。市販のものは補正力は小さく、足底への刺激が強い。足の上下双方から固定できるような装具があれば、補正力を強めることができる。
10	多重構造ガウン	手術室業務は清潔確保が重要で、様々な業務時に何度もガウン交換を余儀なくされる。何枚か重ねることですぐに着脱・清潔が保持され、手間が省ける。おむつ交換等病棟業務の感染予防具としても汎用可能ではないか。
11	AIで簡単、手術器械カウント	手術用品は安全確保・紛失防止が重要であり、数のカウント、物品の破損のチェックが必要。しかし非常に手間であり、人的ミスがゼロにはならない。そこでAIを活用し、数のカウント・破損チェックをしたい。
12	交換時期が見える不織布マスク	マスクの交換時期は人それぞれによって曖昧である。除湿グッズのように交換時期が見える化され、明確になると根拠を持って交換できる。
13	廊下手すり・手の大きさに寄り添います	手すりは一定の高さ・太さで設置されているが、患者は様々な身体状況の方がいる。様々な高さ・太さで変化する手すりで自分にあう部分を把持出来たら良いのではないか？
14	入浴時の点滴ルート保護用品	入院中の入浴時には、点滴ルートを刺したまま入浴することもしばしばある。水漏れを防止し、安全確保できる保護用品があると良い。