「未来協働プラットフォームふくい 実行部門会議６地域医療および看護分野の課題解決」では、医療機関の人材不足を解消するため、奨学金制度の発信強化、ならびに中小医療機関の「奨学金制度の充実」ができないかと考え、令和４年度は各医療機関へのアンケートを行い、その結果についてまとめました。
令和5年1月に福井県内の医療機関にアンケート調査を下記の要領で行いました。
その結果についてまとめました。
【アンケート名】
県内医療機関を対象とした「医療人材確保ならびに奨学金に関する県内医療機関へのアンケート」
【対象】福井県内の病院、診療所、助産院等
【期間】令和５年１月１２日～１月３１日
【回答方法】アンケート用紙を各医療機関院長宛郵送、返信用封筒で返信もしくは回答フォーム（インターネット）にて回答も可
【送付数】５５６機関
【回答数】１７７機関
【回答率】３１．８％
【運営主体】
未来協働プラットフォームふくい 実行部門会議６ 地域医療および看護分野の課題解決
＜構成団体＞
事務局 福井県総務部 大学私学課
責任大学 福井医療大学 事務部
その他 福井県医師会、福井県看護協会、福井大学、福井県立大学、福井工業大学、敦賀市立看護大学、福井工業高等専門学校、福井県商工会議所連合会、福井経済同友会、福井県健康福祉部地域医療課
アンケート委託先／いやさか創研株式会社
医療機関における人材の不足状況
アンケート結果
問）
医師・看護師等の人材は、貴医療機関で充足希望人数に対して何名不足していますか。
177の医療機関から回答を頂いた結果、16.4%の医療機関が「医師」不足、35.0%の医療機関が「看護師」不足、11.9%の医療機関が「薬剤師」不足、13.0％の医療機関が「看護補助者」不足という結果になりました。
177の医療機関から回答を頂いた結果、16.4%の医療機関が「医師」不足、35.0%の医療機関が「看護師」不足、11.9%の医療機関が「薬剤師」不足、13.0％の医療機関が「看護補助者」不足という結果になりました。
医療機関における奨学金制度の有無
アンケート結果
問）
奨学金制度の現状について
貴医療機関において、現在奨学金制度もしくはそれに準じる医療関連学校入学者への授業料等の補助の制度はありますか。
177の医療機関から回答を頂いた結果、9％の医療機関は「制度がある」との回答が得られた一方で、89.8%の医療機関は「制度はない」という回答が得られました。
奨学金制度導入の意向
アンケート結果
問）
奨学金制度の現状について
貴医療機関において、今後奨学金制度の導入する意向はありますか？
177の医療機関から回答を頂いた結果、既に導入している16の機関（9.0%）に加え、14の機関（7.9%）が「導入を検討している・今後検討したい」との回答が得られました。
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